Petits-amours returns

なんか、ひさしぶりに書きたくなった。

久しぶりに、ブログを書いてみる

少し時間ができ、ゆったりとした生活になった。また、スマートフォンからもブログが書けることに気づき自分の記録のためにも、無理をせずにまた書いてみようと思う。

本を読むことをやめてはいないが、小説に偏りつつある。しかも、本屋で平積みになるようないわゆる有名どころばかり。大衆に人気があるので、もちろん面白いがそれだけでは面白くない。図書館通いを改めて始めたので、新しいジャンルの本にも出会いたい。

今週は、珍しく3冊の本を読んだ。

タルトタタンの夢(近藤史恵
タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)

ある、フランス料理屋さんで起こる小さなミステリー。ミステリーなのに、人が死なない。(確か)でも、謎はある。その謎を、料理屋のオーナーがといていくお話。料理に詳しくないけれど、この本の中に出てくる料理はどれも美味しそう。

遥かなる水の音(村山由佳
遥かなる水の音

文庫が発売になり、平積みになっていたので図書館でハードカバーを借りた。遺灰になった男と、彼を取り巻く人々の物語。喪失と再生。本の読み方は、それぞれ。個人的には、長年の友人と一晩をともにした後の描写が妙にリアルで、トモダチからコイビトへの、あのどちらつかずな気持ちがたまらなかった。


ヒキタサン、ご懐妊ですよ(ヒキタクニオ
「ヒキタさん!  ご懐妊ですよ」 男45歳・不妊治療はじめました (光文社新書)


男性不妊を当事者が語る新書。書店で見かけてから気になってました。感情がリアルで、グイグイ読んだ。Sexとか、こどもとか、快楽とか義務とか。考えちゃうね。

ハリーポッター

買うだけは買ったのに、読むタイミングを失っていたハリポタ。最初の内はよかったんだけど、新刊が出る頃には今までの経緯が分からなくなっていて、結局放置が続いていました。

このたび、映画の宣伝に触発され、1巻から7巻まで一気読みをしてみました。

通勤カバンが泣きたくなるほど重たくなりましたが、1ヶ月くらいで読了。最終刊は夜中まで掛け2日で読みました。

一気読みすると、色々意味が分かるし、細かいことも覚えていられるのでいいです。

個人的には、やっぱり4巻くらいまでが楽しかったな。5巻は苦痛だった。重いし、先が見えないし。6巻はちょっと持ち直し、7巻になったらもう意地。

伏線も回収され、結末にも納得。読んでよかったシリーズになりました。

しかし、全部をハードカバーで揃えたので、本棚の一部を占領していますw

次は、ひぐらしのなく頃に 小説版を一気読みする予定。こちらは、全17巻wがんばるっす。今年中の読了を目指します。

代理ミュンヒハウゼン症候群

南部さおりさんの新書。
代理ミュンヒハウゼン症候群 (アスキー新書)

子を守るべき存在である親。でも、この症候群にある方達は、「病気の子を持つ親」である自分を守るため、子を病気にし続ける。
そのために、彼らがすることは...

こういう事例があるのは知っていた。点滴にわざと水や汚物を入れたり、検査検体を入れ替えたり。事例としては知っていたけれど、この本を読んだら事例がリアルになった。

自分が学生の時にこの本を読みたかった。精神疾患と刑事責任の話、もうすこしくわしく読みたい。

勝手にふるえてろ など

綿谷りささんの新作
勝手にふるえてろ

オタクだったOL女子が主人公。中学の時から好きな彼と主人公を好きになった同僚との話。
読んだけれど、フワフワしている感じ。上手く表現できなくて、他の方の感想を読んでいたら、ストンと落ちた。
そうか、登場人物達がしていることは、社会人というよりもむしろ学生に近いから、読んでいてフワフワしているような違和感があったのかと。
確かに、設定を学生だと思って読めば、いいのかも・・・。(いいの?それで)

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他、最近読んだ本。
今野敏さんの安積班シリーズ。TVドラマ”ハンチョウ”の原作であります。
二重標的(ダブルターゲット)―東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫)虚構の殺人者―東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫)硝子の殺人者―東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫)
原作ではあるけれど、事件の引用はあまりないのかな?むしろ、ハンチョウと彼を取り巻く部下達の個性が売りの小説でありドラマなので、違和感なく読めた。続きもまだまだあるので、当分は楽しめそう。
しかし、ドラマよりも須田さんがハンチョウに気に入られているのには驚いた。

あとは、よりみちパンセシリーズ
ひとはみな、ハダカになる。 (よりみちパン!セ 29)童貞の教室 (よりみちパン!セ)
図書館のYAコーナーで発見。タイトルよりも、もっとマジメな内容。すいません、興味本位で借りて、ってこっちが謝らなきゃいけないですw

他、山村美紗さんの「祇園舞妓小菊シリーズ」を再読してました。

また、マンガの新作も色々出ましたね〜〜。
なんと言っても、美内すずえさんの「ガラスの仮面」最新作!
ガラスの仮面 45 ふたりの阿古夜 4 (花とゆめCOMICS)
来月にも新刊が出るらしく期待大♪

てなわけで、色々読んでいたのに、何となくブログアップが遅くなっていましたとさ・・・。

おいしいコーヒーの入れ方

シリーズ一気読みを先日終えました。お話はまだまだ続きますが1年に1度ずつの新刊だと、気がつくとそれまでの経緯がすっ飛んでいるのでいい復習になりました。

いつもは、アマゾンリンク張るんですが、冊数が多いので自重。ちなみに村山由佳さんの代表作シリーズです。

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おいコーは、まったりゆっくりとした恋愛小説。主人公の勝利と5歳年上でいとこで彼女のかれん。二人を取り巻く魅力ある人々とともに、物語は進んでいます。

おいコーは、それこそ初期の作品は10回以上は読んでいる気がしますが飽きません。共感できる心理描写と複線の多さ、がその理由かと思っています。
恋愛は、気持ちを伝えれば終わりかといえばそうではなく、むしろ晴れて恋人同士になってからの方が、複雑な感情にかられて悩むことも増えるのではないかと。。。そういう感情って自分ではコトバで上手く表現できないモヤモヤがココロいっぱいに広がってしまうもの。そのモヤモヤを、順序を追って解説してもらう、その解説ツールがワタシにとってのおいコー。
だから、1度読んだだけでは飽きたらず何度も何度も読み返すのでしょう。

そして、読むたびに記憶を反芻する。ちょっと後悔と開き直り。勝利とかれんへのあこがれと共に。。。

オー!ファーザー

井坂幸太郎さんの3月頃の新刊。オー!ファーザー

オー!ファーザー

彼の作品を読むのは、重力ピエロ・ゴールデンスランバーに続き3作目。読んでいて、よく分からない部分も多いのにまた作品に手を伸ばしてしまうのは、そういうチカラが作家さんにあるからだろう。

何故か父親が4人いる主人公、個性的な4人の父親、同級生、知事選挙など荒唐無稽かと思ってしまうような設定と、舞台設定などのリアルさがおもしろさを産んでいる。

自分自身は、推理小説や恋愛小説といったある種「最後に明らかになる謎」が明確な方が読むのは得意。そういう中で、彼の作品は帰結点を模索しながら読む分きついが続きが気になりページをめくってしまう・・・。

主人公の母にどれだけの魅力があるのか知りたいというのが一番のかんそうだったりして。。。

きらきらひかる

江國香織さんのきらきらひかる

きらきらひかる (新潮文庫)

何度も読んでいるけど、いつまで経っても色あせない作品。
ホモの夫とアル中の妻。脛に傷のある物同士の二人。
人と人とのかかわりとか、自分自身だけの価値観とか、結婚って何なのかとか、読むたびに新しい発見があるのもすき。

さて、たまっているハリポタに着手しつつあります。

ナラタージュ

前回の日記で、「ナラタージュの切なさはどこへ?」というキャッチコピーを書いたら、ナラタージュの切なさってなんだっけ???と思ってしまい、勢いでナラタージュを2度目の読了。

ナラタージュ
島本理生さんの作品。

読み終わった後、何ともいえない切なさ!!これか!!

ナラタージュ=回想。
主人公の女性が、高校時代〜大学時代を振り返りながら、深く深く人を愛していたことを改めて実感するという話。夢中になったときには気がつかないことも、少しそこから離れてみると、気持ちがぐっと深まった状態で明らかになることってあるよね。

まぁ、今ある意味でそういう感情をどう処理していいのか、複雑な感情を抱えていることもあって、読んで少しスッキリした。自分なりの感情への結論を後押ししてもらったような、そういう気持ち。

また、読みたいな。もう少し時を重ねてから。違う感想が得られたら、それがいい。

CHICAライフ

結構大好きな島本理生さんの作品。

CHICAライフ

CHICAライフというエッセイ集です。もう何度も読んでいるんだけれど、傾向として「本を読みたいけど、ちょっと軽めがいい」という時に読んでいます。
帯の文章が本当におかしい。「ナラタージュの切なさはどこへ?」って・・・。内容を見れば納得だけど、手に取った時にはぎょっとしたw

作家:島本理生 だけではなく、私人:島本理生 が垣間見える。砕けた文章も硬い文章もどちらもきちんと書けるなんて尊敬!です。ゲーム好きな同居人さまとの生活は、なんだかうなずける内容ばかりw

そういえば、offical website を開設されているようです。スッキリしていてセンスのいいページだなぁ。
http://www.shimamotorio.com/index.html

さて、何冊か同時進行で読んでいるのでなかなか日記に書ききれないよー。本を読むときは結構な勢いでナナメ読み。そのため、すっ飛ばしている部分が多く、ラストになって??になること多数。うーん。時間をおいて何度も読む方が性に合っているのか・・・。

流星の絆

今更、東野圭吾流星の絆を読みましたよ〜。

流星の絆

これ、発売直後に嵐の二宮くん主演でドラマ化されたんだよね。しかも、読む前に映像作品見てしまったし。。。さらに、映像見てから原作に手をつけるのに2年近くかかってるwまぁいいんだけど。

両親を殺された3兄妹が犯人への復讐をしていく中で、少しずつ事件の真相が・・・。という、まぁ流れとしてはありがちな感じ。でも、ドンテンがいくつかあるので、それが東野さんらしいのかな。

映像を見たばかりだと、結末やらなんやらの記憶が鮮明なので、原作を読む気になれないのですが、これだけ時間が経つとゆっくり読めます。

ドラマで印象的だったのが、サギ場面をドラマ内ドラマ仕立てにしていたところ。原作でもサギ場面はちゃんとあって、映像化がうまいなぁって読みながら感心しました。

って、本の感想ではなく、ドラマとの比較になっている気がするぞwまぁいいか。また時間が経ったら違う感想が見えるかな?とりあえず読了。

困り感

以前の研修で出会った先生の著書。

発達障害のある子の困り感に寄り添う支援 を読んだ。

発達障害のある子の困り感に寄り添う支援 (学研のヒューマンケアブックス)

現職教員ではないけれど、やっぱり勉強したい特別支援。発達障害だからどうするではなく、困っている気持ちのある子ども達への支援を考えよう、という趣旨がすとんと落ちる。
物事を言葉で伝えることが多いけれど、本当に大事なことは、文章や絵を使って構造化しないとなぁ・・・。
困り感は、学校だけで生じているわけではなく、家庭でも習い事でも学童クラブでも、子ども達の関わる全てのところで生じているはずなので、その1つに関わっている人間としては、真剣に考えなくてはいけないね。
来月はすこし落ち着いて仕事を出来るはずなので、いくつかのルールを構造化したいな。

プラチナデータ

東野圭吾さんのプラチナデータ読みました。ネタバレします。すいません。

プラチナデータ

結局、プラチナデータは何か、を探すのが物語の目的。
DNA情報を犯罪捜査に生かすことになった世界のお話。

国民のDNA情報を収集し、犯罪者の残したDNAと照合し、犯人の目星をつける。読んでいる途中は、「自分の情報が知らないところで一人歩きするのはイヤだけど、まぁ仕方ない世の中が来るのかなぁ」程度にしか考えてなかった。
でもね、読み進めていくと想定以上の世界が広がってた・・・。

情報を収集して生かすと言うことは、情報が必ず正しくなければいけない。その情報が作為的に動かされたら、結局情報を生かすことは出来ない。

作為的に動かしたデータ=プラチナデータ

最後は、勧善懲悪とはいかなかったけど、現実的で逆にリアリティが追求されているのかな。

ドクショブログ

っと、さんざん放置していたはてなダイヤリー
久しぶりすぎて、はてな記法とかすっかり忘れた。

とりあえず、図書館で本を借り、無事に読み終わったらキロクをつけるためのブログとしてはてなを使うことにしました。
過去ログは、特に消去しません。

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さて、今日読み終わった本。
海堂尊:マドンナ・ヴェルテ
マドンナ・ヴェルデ
病気で子宮をなくした産婦人科医が、自分の実の母を代理母として子どもを得ようとする物語。

どうやら、ジーンワルツと世界がつながっているようだが、
あまりに昔過ぎて、ジーンワルツの内容を忘れているオチ・・・。

子どもを持つことに対する、理恵先生の考えとそのママの考えの対決は、考えさせられる記述も多かった。

悪夢なクリスマス

職場における一年で一番大切で、色々いっぱいいっぱいになる行事が今日開催されます。

不安要素満載だったので、昨日は行事で焦りまくる悪夢を見てうなされ、今日は考えすぎて途中で目が覚める始末(´;ω;`)

明日はちゃんと眠れるかな…。

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携帯を新しくしました☆彡
Nー01BのSamantha Thavasaコラボモデル。以前のD905iと比べて進化が甚だしく使いこなせません(笑)

久しぶりに本について。

小説ばかり読むのにも飽きてきました。
で、夏のスクーリングで紹介されたのが
ちくまプリマー新書。高校生向けの入門新書ですが
読みやすいし、テーマも身近なものが多く
いいです。

・未来形の読書術
をすでに読み、図書館で、

・先生はえらい
・あなたの勉強法はどこがいけないのか?
・なやむ前のどんぶり君

を借りてきました。

新書って、難しいイメージがあって、
意味もなく毛嫌いしていたけれど、
プリマ-なら何とか読める。

って、だれがみてんのこの日記w