Petits-amours returns

なんか、ひさしぶりに書きたくなった。

恋人たちの誤算

新潮文庫で、「今読みたい作家」フェアをやっていて、5位にランクインしていたのが、この作品を書かれた、唯川恵さん。読んでいて、爽快感はありません。残念ですが。今の私には、ちょっとドロドロしている部分で、合わない気がしました。
でも、失恋したばっかりのときだったり、人生の岐路に立ったときとか、そういうある意味ガケップチなときには、多分バイブルになるんだろうな。
理想的な相手と理想的な結婚をしようとする女性。日々の生活で「何か」が満たされないと思っている女性。この二人(実は同級生)の人生の選択を描いているのがこの作品。読むと、恋愛と結婚と仕事をこれからどうするのか、という女の子だったら一度くらいはぶつかるんじゃないかなぁっていう壁を疑似体験できます。疑似体験しておきたい人と、女性の恐さを知りたい人、どーぞw