Petits-amours returns

なんか、ひさしぶりに書きたくなった。

久しぶりに、ブログを書いてみる

少し時間ができ、ゆったりとした生活になった。また、スマートフォンからもブログが書けることに気づき自分の記録のためにも、無理をせずにまた書いてみようと思う。

本を読むことをやめてはいないが、小説に偏りつつある。しかも、本屋で平積みになるようないわゆる有名どころばかり。大衆に人気があるので、もちろん面白いがそれだけでは面白くない。図書館通いを改めて始めたので、新しいジャンルの本にも出会いたい。

今週は、珍しく3冊の本を読んだ。

タルトタタンの夢(近藤史恵
タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)

ある、フランス料理屋さんで起こる小さなミステリー。ミステリーなのに、人が死なない。(確か)でも、謎はある。その謎を、料理屋のオーナーがといていくお話。料理に詳しくないけれど、この本の中に出てくる料理はどれも美味しそう。

遥かなる水の音(村山由佳
遥かなる水の音

文庫が発売になり、平積みになっていたので図書館でハードカバーを借りた。遺灰になった男と、彼を取り巻く人々の物語。喪失と再生。本の読み方は、それぞれ。個人的には、長年の友人と一晩をともにした後の描写が妙にリアルで、トモダチからコイビトへの、あのどちらつかずな気持ちがたまらなかった。


ヒキタサン、ご懐妊ですよ(ヒキタクニオ
「ヒキタさん!  ご懐妊ですよ」 男45歳・不妊治療はじめました (光文社新書)


男性不妊を当事者が語る新書。書店で見かけてから気になってました。感情がリアルで、グイグイ読んだ。Sexとか、こどもとか、快楽とか義務とか。考えちゃうね。