Petits-amours returns

なんか、ひさしぶりに書きたくなった。

オー!ファーザー

井坂幸太郎さんの3月頃の新刊。オー!ファーザー

オー!ファーザー

彼の作品を読むのは、重力ピエロ・ゴールデンスランバーに続き3作目。読んでいて、よく分からない部分も多いのにまた作品に手を伸ばしてしまうのは、そういうチカラが作家さんにあるからだろう。

何故か父親が4人いる主人公、個性的な4人の父親、同級生、知事選挙など荒唐無稽かと思ってしまうような設定と、舞台設定などのリアルさがおもしろさを産んでいる。

自分自身は、推理小説や恋愛小説といったある種「最後に明らかになる謎」が明確な方が読むのは得意。そういう中で、彼の作品は帰結点を模索しながら読む分きついが続きが気になりページをめくってしまう・・・。

主人公の母にどれだけの魅力があるのか知りたいというのが一番のかんそうだったりして。。。